インストラクターと適応障害の僕
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
公○員にはとかく異動が付き物。
我が社では未経験の部署に配属された場合、いわゆる主任くらいの人まではインストラクターがつきます。
入社6年目にして適応障害になってしまった今7年目の私と今までのインストラクターさんのお話。
本日の目次はコチラ↓
~3人~
今年も含めて7年間で3人のインストラクターさんにお世話になりました。多いな(笑)
過去のお二人について簡単に振り返っていこうと思います。
~ロールモデル~
まず、新人の時にお世話になったのが、Hさん(当時40~42歳くらい、男性)でした。
このHさんに1年目に出会えたことが本当にラッキーでした。
当時、事務所内の色んな人に「柚さんってインストラクター誰なの?」と聞かれ、「Hさんです!」と答えると、漏れなく「良かったね!!恵まれたね!!」と言われました。
Hさんが私のロールモデルというか憧れみたいな存在になりました。
・質問をすると、必ず「良いよ!」と後回しにすることなく聞いてくれる
・年下だろうが自分以外は師
そんな方でした。
だからこそ、色んな人が質問とか依頼に来るので、仕事が増えるのですが、人格故に逆に色んな人が手伝ってくれる。
↑Hさんの話はここに詳しく。
私と働いた2年間で評価を爆上げしたHさんは本店に呼ばれ、未だ脱出できていません(笑)
そして、4年目に出会ったのがKさん。
40代半ばから後半の女性でした。3人のお子さんがいるお母さん。
私がイチゴが好きと知ると、よくイチゴのお菓子をくれ、好き嫌いが多いと分かると、飲み会等では常に好き嫌いを気にしてくれる…第二のお母さんみたいでしたね(笑)
Kさんは、私が適応障害になって休職したときも、「絶対無理しないでね。ゆっくりゆっくりだよ。」と言ってくれた、なんとも有難いお方でした。
~頑張ってるなぁと思って~
そして、今の係に異動してインストラクターについてくれたのが、Aさん。
また、40代半ばの女性の方。
3年目くらいの若手がインストラクターをやることが多々ある我が社の我が局ですが、私はたまたま40代の方だらけですね(笑)
今のAさんもとっても素敵な方です。
お昼中に隣のインストラクターの方が「柚さんこの一週間長いでしょ?」と。
— 柚紗雪@適応障害から復職中 (@SayukiYuzu) 2021年1月7日
「長いです(笑)」と答えると、
「年明けだし繁忙期の始まりだし、きついのに出勤して頑張ってるなって。」
泣きそうになりました。ありがたや。
※未経験業務なのでインストラクターさんがついてます
↑これがAさん。
異動した直後に緊急事態宣言が出て、隔日出勤になったりして、なかなか密に接することができなかったのですが、宣言終了後の6月くらいから本格的にちゃんとお世話になりました。
私が辛くなった6月の上旬頃でしょうか、「メンタルをやられて休職明けなんです」と打ち明けてからは特にそういった面も気にかけてくれるようになりました。
ちょっと調子が悪そうに見えると、「大丈夫?調子悪い?」と声をかけてくれることが何度もありました。
ただ単純に凹んでるだけの時もありましたが(笑)
カロリー高めの調査が終わったりすると、「今日疲れたでしょ?」と言っていただき…。
有休多めにとっていた時も「ゆっくり休んでね」と言ってくれ…。
このAさんのおかげで2020年の4月から12月を乗り切れたと言っても過言ではありません。
クレーム祭の部署に異動して適応障害になってしまった私ですが、周りの人にはとても恵まれてきたなと思うのです。
では。
復職の1年
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
大晦日なので、今年を振り返ります。月並みですが…。
本日の目次はコチラ↓
~2020~
2019年の5月に適応障害と診断された私。
そこから休職に入りました。
そして、12月に復職訓練開始可能の診断書が出され、2020年の1月14日から8週間の復職訓練(=リハビリ勤務)がスタート。
どうにかやり切り、3月中旬、事務所異動の辞令が出て、4月から新しい事務所に異動しました。
そして異動してすぐ、コロナにより変則的な勤務がスタート。
緊急事態宣言が明けて、通常の10割出勤に戻ると、それまで緊急事態宣言により保留されていた業務が一気に降り注ぎました。
・急に引き戻されたフル勤務
・4月に異動したばかりで慣れない業務
・コロナのせいで後ろ倒しになっていた様々な事務が一気に降り注ぐ
今冷静に振り返っても、そりゃそうなるよな…という感じでした。
それらにより、一気に心身ともに調子が急降下。
休日には過呼吸にもなりました。
そんな体調を正直に係長と課長に相談し、幸い多めに余っている有休をふんだんに使いながら自主的なセーブ出勤をしていくこととなりました。
甘えに甘えて休みまくりながら働きました。
その結果、徐々に調子も上向き、秋ごろにはそこそこ安定して過ごせるようになりました。
新しい仕事も、調査等の数字のノルマをなんとか達成し、年末年始の休暇を迎えました。
これがざっと振り返る2020年。
正直な感想は、「どうにか生き延びたな」です。
2019年は「どうにか死ななかったな」という感じ。
どうにか社会人としての最低限の体裁を保つことができた気がします(笑)
~転機~
今年最大の転機は、調子が急降下したときに、正直に係長と課長に相談したことだと思います。
変に隠すことも無く、急にトぶことも無く、正直に打ち明けたことが良かったと改めて思います。
係長も「そうやって話してくれれば、対応できる。有休を使うのは権利なんだから好きに使ってくれればいい。こっちとしても、無理して頑張ってその後ダメになる方が困るからね(笑)」
と言っていたのがすごく印象に残っています。
ただ、2021年はそう上手くもいきません…。
~2021~
今の私の係は、1月中旬~3月上旬くらいまでが繁忙期。
初めての繁忙期に加えて、コロナによるイレギュラーな対応が重くのしかかります。
そして、これは私の会社というか自治体の制度によるものですが、
毎年、年が明けると20日の有休が付与されます(1~12月判定)。
そして、マックスで20日までの有休の繰り越しが認められています。
すなわち、マックスで1年間に40日間の有休を得ることができるのです。
(正直20日を使い切る人すら少数派ですが…(笑))
したがって、2020年の私は40日間有休を所持していたんです。だから、毎週1日休むことすら可能になったわけです。
しかし、去年私は休職をしていました。年間の8割以上在籍していないと、2年後に有休が繰り越せなくなるシステムが存在します。
つまり、
2019→2020:20日間繰り越し可能。
2020:40日間保持。
2020→2021:一切の繰り越し不可。
2021:20日間の付与。
そう、2021年の私は今年の半分しか休めないのです!!(笑)
※それでも20日あるじゃねーかクソが!!とか思う方は知りません。私はそういう組織に属しているんだから良いじゃないですか(笑)
まぁさておき、繁忙期に加えて、休暇が少ないという精神的負荷を抱えながら、2021年はスタートしていきます。
コロナと復職が合致してしまった、私の2020年。
どうにか生き延びました。
そして、これを読んでいるあなたも生き延びましたね。
1年間お疲れ様でした。
復職2年目の2021年も緩やかにブログは続きます。
まさに日記でしかないこのブログ。
これからもよろしくお願いしますね。
では。
お風呂と適応障害と
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
適応障害やうつ等々に悩まされる人の大敵の一つがお風呂。
私はそれほど苦労しませんでしたが、苦闘から分かったことを簡単に記しておきます。
本日の目次はコチラ↓
~簡易的格闘記録~
実は、私、最初から割とお風呂には入れていたんです。
ただ、色々経過がありましたので、簡単に。
・シャワーのみ期
→お風呂には入れるが、湯船には浸かれなかった。湯船に入るとリラックスができず、かえって色々考えてしまって頭パニックになった。
・シャワーも辛い期
→シャワーのみ期の期間中に急に訪れたり、愛犬逝去後のペットロス期間に陥った。それでも何とか毎日シャワーは浴びました。それは後程。
・まったく大丈夫期
→これは今現在。お風呂は苦にならなくなりました。
~シャワーのみ~
2019年の5月に適応障害と診断されてから、しばらくはこの状態でした。
普通は湯船に浸かるとボーっとリラックスできるのでしょうが、私の場合は何もやることが無い時間だけに、色々頭の中で考えてしまって、アー!!!!!!ってなったり、号泣したり…。
そんな感じになってしまうので、湯船に浸かるのを諦めました。
なんとか、毎日シャワーは浴びれていたんじゃないかなと思います。
その時気を付けていたのが、
足首を念入りに温めてから出る
ことでした。
足湯というものが存在するように、足首を念入りにシャワーしてあげるだけで、「入浴」の簡易的な効果が得られるそうです。
個人的には、足首の他にリンパの周りも念入りにシャワーしてから出るようにしていました。
この辺に気を付けるだけで、上がった後の身体の温まり方がだいぶ違います。おすすめです。
~シャワーも辛い~
やっぱり訪れる、シャワーすらも超めんどい時期。
本当に、1日中起き上がれない、みたいな時以外はそんな時期でも頑張って入っていた記憶があります。
・無理矢理運動する
・日中外出するなら、ワックスをつける
・スマホを持っていく
上二つは、お風呂に入る理由を作るということですね。汗かいたり、ワックスつけたり。
特に運動はストレッチでも良くて、その終わったテンションのまま風呂に入る、ということをよくしていました。
あとは、スマホを持って行って、動画とか見ながらシャワー浴びることもしてましたね。
と、こんな感じで私はお風呂と戦っておりました。
シャワーなら浴びれる人は、ぜひ足首集中放水を試してみてくださいね。
では。
復職後の姿勢が大事
こんばんはーぶてぃー。
柚紗雪です。
復職して9か月。異動して8か月。
思うのは、復職後の姿勢が大事だということ。
復職後は、新人のような姿勢でいくべし!!
というのが私の経験からくる思いであります。
~Aくんの場合~
前の部署(=休職したのち、復職訓練をし、1か月だけ復職して働いたところ。)では、隣の係にどうやらルーキーイヤーに休職をしたらしい2年目の男子がいました。
仮にAくんとしますが、Aくんはどうやら周囲と上手くいかず(パワハラとかではなかったらしい)、お休みをしたようでした。
ただ、同期および周りからの評価が超低い。
それは彼の姿勢にありました。
どうやらもっと違う業務だったり、規模の大きいというかメインのというか重要度のある業務をしたかったみたいなのですが、そういうのって、最初に任せられた業務を一生懸命やってランクアップするものじゃないですか…。
休職に至った周囲との不和もそこに原因があったようなのです。
与えられた業務はこなすけれど、周囲との雑談に入って行くこともなく、先輩や周囲の人に聞きに行くわけでもなく。
3月に異動が発表された時、Aくんは残留となり、上司に直談判をしに行き、喚いたそうなのですが、その時周囲の先輩方が言っていたこと、「あんなの逆に危なくて満期までよそに出せるかよ(笑)」これが全てかなぁ。
ねぇ…。
~Bさんの場合~
そして、4月に異動した今の係。
実は今の係にも3年前に休職をしていた方がいます。40代後半~50代前半とみられる男性のBさん。
私が異動してくる直前の1月辺りにも数週間か出られなくなった時期があるそうな。
今の係の仕事もご経験があって、関連業務の経験もあって、知識的には素晴らしい方。
でもBさんも姿勢がすこぶる悪い。
まず、仕事が遅い。
まぁこれは仕方がないのですが、問題は人に頼ったり相談しないこと。
いますよね、遅れると隠す系の人。それです。
あと、喋り方がすごいぼそぼそしている。
まぁこれも個性と言えるのかもしれませんが、はきはき喋ろうとしているかは大事だと思うのです。
係長も「別に調子よくないんだったら、適度に有給使って休めば良いのに」と陰で言われているところ。
~柚紗雪の場合~
気を付けたことがあります。
・異動したてだし、未経験だし、新人かのような感じで積極的に吸収しようとする姿勢を見せる。
・キツイ時は正直に周囲に言う。
・やってやれない、遅いのはしょうがないが、一生懸命やろうとする。
・休職していたことを盾にしない。
そう、
純粋に、素直に、正直に。
これが一番大事だと思います。
もちろん、時と場合によりますよ。
パワハラ喰らったのに、同じようなところに戻されたら戦ってやれば良いと思います。
当たり前だけど、大事なこと。
さすれば、周りもある程度理解をして、良いようにやってくれる確率が上がります。
よければ参考にしていただければ幸いです。
では。
「話が面白い人」の2タイプを考える~センス無き者は紹介すべし~
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
適応障害とは全く関係ありません。
「話が面白い人」には2タイプあると思っていて、今日はその紹介です。
ミソは「話が面白い人」です。「話してて面白い人」ではありません。後者は聞き上手でリアクションの上手い人ですが、「話が面白い人」は2タイプいると思っております。
さぁ、君の話を聞かせてよ…!のターンの時に面白い人ということですね。
本日の目次はコチラ↓
~センス型~
個人的に「センス型」と呼んでいる人です。
このタイプが、たぶん一般的に思う「話が面白い人」。
先に例を挙げれば、松本人志さん、矢野兵動の兵動さん、宮川大輔さんなどでしょうか。
あとは有田さんとか日村さんとか小木さんとかケンコバさんとか。私は好きじゃないけど、千鳥は両方このタイプのような気もします(笑)
いくらでも浮かびますね(笑)
この手の人は本当に「面白い話」ができる人です。
冷静に聞いたら全然面白くない話でも、センスや実力で膨らませて面白くできちゃう人。
その手法は様々で、
ルックス、雰囲気、話し方、ボキャブラリー、擬音、切り口などなど…。
センスタイプの人は、フリートークとかエピソードトークをするときに、「自分主観」の話をすることが多いです。
自分の体験談を、当時の自分主観で、思ったこと、感じたことを面白く喋る。
だから、割とトークが長い傾向があります。
それが面白い。だってセンスがあるから(笑)
努力の面もあるのかもしれませんが、センスのない自分からしたら、全部才能でありセンスです(笑)
では、センスがない人はどうすれば良いのか。
目指すべきタイプは次に紹介するタイプです。
~紹介型~
私が「紹介型」と呼んでいるタイプ。
このタイプは、「面白かった話」「面白い人の話」を紹介することで「面白い話」ができる人。
このタイプの人たちの話は、客観的に語るのが特徴。
「これが面白いと思った」ではなくて、
「これ(この人)のこういうところが面白かった!あなたもそう思わない!?」っていう話し方。
先ほど、日村さんの名を挙げましたが、日村さんのエピソードトークをするときの設楽さんというのが私的モデルケースです。
小木さんの話をするときの矢作さんもそうですね。
あとは、陣内智則さんとか。
アンタッチャブル柴田さんの動物トークが面白いのもこのタイプですね。
このタイプの勝負所は、誰が聞いてもたぶん面白い話、面白い人の話をいかに質を落とさず、良質なパッケージとして届けられるか、というところ。
だから、この人たちの話は超長くならない。見えているオチに向かって一直線に進んでいくから。
そして、センスのない我々が目指すべきはこのタイプです。
簡単な近道は、「変わった人」「面白い人」を探すことです。身近にいませんか?ちょっと変な人とかちょっと変わった人。
そういう人の言動で面白いと感じたことをそのままパッケージにして客観的にお届けする。
自分がどう思ったかではなくて、これって面白くない?という。
※カジサックは好きではありませんが、この回での陣内さんのお話が超参考になります。2分くらいから6分くらいまでのところです…。
普通な人間こそ、異常な人間の面白さに気付いて面白い話ができると私は思うのです。
~センスない人が無理すると~
ここでちょっと失敗パターンを。
たまにいませんか?
それ、その場にいないと面白くないやつじゃん!!
単なる内輪ネタで全然分からない、面白くない…
っていうトークをする人。
これは、センスのない人が、センスタイプの話し方をした時によく起こるものです。
センスない人が自分主観の話をすると、全く伝わらない。
でも話してるそいつはやたら楽しそう…。
往々にしてあるこのパターンは、センスない人が無理しちゃったパターンなのです。
~まとめ~
話の面白い人は大まかに2タイプに分かれる。
センス型:いわゆる「話が面白い人」。普通の話を自分主観で語って面白くできる。
紹介型:「面白い話」を客観的に説明的に面白く届けられる人。センスがない普通の人はここを目指すべし。
※センスのない人がセンス型を気取ると、自分だけ楽しんでるみたいになりがち。