適応障害で休職→復職中。

適応障害で病気休職から復職中のアラサー男子が日々を綴ります

この世はカレーfrom仏教

こんにちはーぶてぃー。

柚紗雪です。

 

最近、笑い飯の哲夫さんが書いた仏教の本を読んでいます。調子の良い時に(笑)

そこからの話。

 

ブッダも笑う仏教のはなし

ブッダも笑う仏教のはなし

  • 作者:笑い飯 哲夫
  • 発売日: 2016/01/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

本日の目次はコチラ↓

 

 

 

 

yuzu-sayuki.hatenablog.com

 

 

~苦しみからの解放~

カレーの話は途中に出てくるのでそこまでの話を簡単に。

 

仏教といえば、開祖はブッダです。

 

 

聖☆おにいさん(1) (モーニングコミックス)
 

 

ブッダさんは苦しみからの解放を目指したそうです。

 

そして、色々巡り巡って、苦しみの原因は「煩悩」だと分かったのだそうです。

 

108つあるやつですね。

 

欲しいと思うから、それを手にしていない状態は苦しい。

 

食べたいと思うから、食べられないと苦しい。

 

 

望まないと手に入らない

 

そんな考えも私は好きですがね。

 

 

そして、なぜ煩悩が生まれるのか?

 

といえば、自分にこだわることが原因だと分かったそうな。

(文末を~そうな。にすると日本昔ばなし感が出ますねw)

 

 

あれを美味しいと自分が感じるから、その快感を感じたいから、食べたい。

食べたいのに食べられないから苦しい。

 

そういうことなんでしょう。

 

 

~この世はカレー~

 

諸行無常とは仏教の言葉。

 

仏教では、この世には実体のあるものはなく、つまりそれ個体として本当に存在するものなどない、というのが基本の概念となります。

ブッダも笑う仏教のはなし」 p.70より引用

 

 

なんだそうです。

 

もし、本当に実体として存在するのならば、その物はそのままの状態を永遠に保つはずだ。木は枯れないし人は死なない。

 

そういう考えなんだそうな。

 

そんな、すべてのものが移ろいゆくことを「諸行無常」と言い表したんですね。

 

 

というわけで、

 

この世はカレーです。

 

カレーライスではなくて、大きな鍋に入っているカレールーの方。

 

そこに、ライスによそおうと、色んなおたまがカレーを掬います。

 

すると、それぞれおたまに掬ったカレーが溜まります。

 

その溜まったカレーが、この世の各々の個体。

 

私だったり、クモだったり、哲夫さんだったり。

 

そして、このおたまには小さい穴が空いていて、掬ったカレーもやがて鍋に戻っていく。

 

すると、おたまから鍋に戻ったカレーは、元々鍋に入っていたカレーと一緒になりまた、この世を形成する全であるカレーに戻る。

 

この世に個体として居られるのなんて、おたまの穴から落ちるまでの一瞬で、結局みんな一緒。

 

おたまにカレーが無くなれば、また掬う。

 

そうすると、さっきまで柚紗雪を形成していたカレーと哲夫さんを形成していたカレーと、他の色んなものを形成していたカレーが、その一つのおたまに掬い上げられて、また違う”何か”を形成する。

 

そんなことが繰り返されているこの世界。

 

 

 

~俺もお前もバーモント~

 

そう、つまりは私もあなたもあいつも元をただせば同じカレー。

 

戸田恵梨香もガッキーも柚紗雪も同じカレー。

 

つまりは!!!!

 

※柚紗雪は戸田恵梨香が大好きです。戸田恵梨香の連載等を見るために、高校時代セブンティーンをよく読んでいました(笑)

 

話を戻します。

 

今週、職場でひとりでに辛くなった時は、

 

あいつも俺もカレー。この世はカレーだ。

 

と言い聞かせるとスッと落ち着いたりして。

 

なんか係長、俺に気持ち、当たり強くないか?

 

なんて思っても、

 

「まぁしょうがないよね。望んでもないのに休職明けの奴つかまされて、挙句の果てに『調子悪くて多めにお休みを…』なんて言い出すんだからさ」

 

とセンチメンタルに納得させても、

 

「まぁこの世はカレーだし、そこに考えを巡らせるのも馬鹿らしいな」

 

 

と華麗に脳内スイッチを切り替えるわけですね(爆)

 

 

とかく、真面目に考えすぎて、頑張って、裏読みして先回りして摩耗して…

 

そんな我々に仏教を噛み砕きまくった「カレー理論」も一筋の光となる可能性もあるわけです。

 

 

では。

 

戸田恵梨香とカレー食べたい。