自分の気持ち
こないだ、とある知り合いが、
「昔から人の気持ちが分からなくてさ、汲み取れなくてさ。変な感じになっちゃうことがよくあるんだよね。発達なのかも。」
そう言っていました。
その人はホスピタリティ溢れる方で、「してあげよう」精神が凄いなと私も思う人なんですがね。
「自分の気持ちすら、よく分からなくなることがあるのに、他人の気持ちなんてなかなか分からないよ(笑)。でも、他人の気持ちを汲み取ろうという姿勢、思いが大事なんだと思うよ。」
私はこう返しましたし、そう思うのです。
自分の気持ちが時々、よく分からなくなります。
ふと、分からなくなります。
自分の気持ちと、乗っかった波の勢いとの差を感じた時に、
あれ?
と思うことがあるのです。
あれ?本当に復職したいんだっけ?
あれ?そんなになってしがみつくほどの物なんだろうか?
あれ?このまま進んでいって良いのかな?
あれ?なんでこんなことになってるんだっけ?
前にしか道はないとか、横にだって道はあるんだとかよく言いますよね。
確かにそうなのかもしれませんが、それは点線ブロックみたいな道で、
はいでた、崩れるやつ!ダッシュしないといけないやつ!
みたいな。
塗り固められた道は後ろにしか無いんだと思うんです。
僕は後ろも振り返りたい人間なので、時々昔のマス目に戻って、
「あぁそうだったな」
と再確認して、再度海原に漕ぎ出すタイプなのです。
あれ?なんか病院から会社から順調に事が進んでるけど、本当に復職したいんだっけ?
そう思えば、昔の自分にちょっと寄り道。
あぁそうかそうか。
さすがにこれ以上休んじゃうと、業務がどうとかの前に、社会人として終わっちゃう気がしたから走り始めたんだったな。
こうやって、何度か返し縫いをするように、危うげな道は二重に三重に塗り固めながら、歩んでいくタイプなんです。
それでも、現在の自分に迷う時があります(笑)
30歳手前にしてまだ、アイデンティティと戦ってるんですね(笑)
それでも、そう思うに、迷うに至るには過去の自分が歩んできた道のりがあります。
「何か」にはかならず原因があるもので。
振られた経験しか無ければ、好意を熱く伝えるのにも迷うもので。
そんなこと考えてると、
あれ?本当にこの人のこと好きなんだっけ?
なんて思ったり。
イチローが言っていましたね。
朝起きて、その人のことを好きと思えるならば、本当に好きだ、と。
話が逸れました。
僕が言いたかったのは、
自分の本当の気持ちを確かめるためには、翌日の朝を迎えるしかないということです(笑)
こんなに読んでも、何の知識も得られず、How toでもなく、ひたすらフワッと終わるというこのブログの性質をよく表した終わり方ですね(笑)
では。