適応障害で休職→復職中。

適応障害で病気休職から復職中のアラサー男子が日々を綴ります

適応障害の僕の16度目の診察~色んなものが乗っかって~

こんにちはーぶてぃー。

柚紗雪です。

 

今日は有給をいただいて、急遽診察に行って参りました。

 

本日の目次はコチラ↓

 

 

 

yuzu-sayuki.hatenablog.com

 

 

~うつ鬱~

 

 

4月から異動した私ですが、職場環境には何の文句もありませんでした。

 

クレームの少ない、客層の良い部署で、周りの人も問題ない。

 

繁忙期は年明けで、そこまでは特段残業もない。

 

そして、4月に緊急事態宣言が出てから、私の勤務形態にも多大な影響が出ました。

 

事務所に出勤するのは5割程度。

もう半分は在宅勤務。

 

かくいう私も、2日出勤、2日在宅のサイクルを5月末まで繰り返していました。

 

しかし、税金屋の私、在宅ではちゃんとした業務は出来ません。

 

なにせ、税金というのは個人情報の塊ですから、在宅のオンライン業務で何かいじるわけにもいきません。

したがって、異動したての私は、本来行われるはずだった各種研修の資料を家に持ち帰っては学ぶ日々。

 

そして、出勤すれば慣れない仕事をフルパワーでこなす日々。

繁忙期じゃなくて業務量が多くないとはいえ、初めての仕事を週5日ではなく、2日や3日のペースでやっていくとなると必然的に2倍くらいで働くことになります。

 

そんな2か月をすごしたのち、緊急事態宣言は解除されました。

 

6月からはフルタイムの週5出勤に。

 

コロナうつというのも多いらしいですが、私もかなり病んでいました。

 

 

毎朝、絶望とともに目覚め、何とか用意をして(実家で良かった)通勤電車へ。

 

電車内では、涙がこぼれそうになるのを歯を食いしばって耐える。

 

「週5日フルタイムなんてもう無理だよ…なんで皆そして過去の自分はちゃんと働ける(た)んだよ…」

 

 

「はぁ…辞めたい…辞めてフリーター生活送ろうかしら…」

 

最寄り駅に下りれば、

 

人混み!!

と思って、心臓の鼓動は速くなり、瞳孔が開く。

 

毎日頭痛。下るお腹。

 

そう、私はすっかり適応障害を発症した1年前、とまでは行かないまでも近しい状態に陥っていたのでした。

 

でも、今回はちょっと違う。

 

発症したときは、変なクレームを連発でくらって、さらに輪をかけてクレームが頻発する日々…

という明確な理由がありました。

 

一方、今回は職場環境問題なし、人間関係特に問題なし。

 

そう、ただ己の問題なのです。

 

ただ、自分が病んでいるだけ。

ただ、自分が負けているだけ。

ただ、自分が逃げようとしているだけ。

 

そう思っていました。

 

そこで、当初は7月3日まで間隔があいていた心療内科の診察に急遽行くことにしたのです。

 

 

 

~どうしたいですか?~

 

 

そうして迎えた今朝。

 

仕事は休み、診察に行くだけなのに、晴れない気分。浮かない顔面。

 

 

診察に行くと、意外と空いていて予約通りの時間にすんなり呼ばれました。

 

 

私は、上記のことをただただ話しました。

 

話している最中、あまりみき先生の顔は直視できなかったけど、話しました。

 

これまでの、みき先生といえば花が咲いたような笑顔が持ち味でしたが、今回は真剣に聞いてくれています。

どこか、相槌の声のトーンも低くて。

 

 

そして、喋り切ったところで…

 

み「分かりました。そこで、今、柚さんはどうしたいとかありますか?」

 

柚「それを、昨日おとといと一生懸命考えたんですけど、結論はよく分かりませんでした。このまま、フルタイムでガッツリ働いていったら、どこかでプツンっと切れてしまいそうな気もするし、かといって休職に入ってしまったら、俺は仕事を辞めそうな気がして…」

 

 

み「そうですか。もちろん、本当にひどい時にはドクターストップということで強制的にすることもあるのですが、今回はそうじゃないと思います。」

 

み「私としては、休職はしない方が良いと思います。ただ、週5日のフルタイムというのはきついでしょうから、どうにか週4日だったりの勤務でやっていくのが良いと思います。」

 

み「かといって、柚さんみたいな会社の場合、何か制度を使って時短勤務だったりをしようとすると、色んな人を巻き込んで、決定にも時間がかかって、病院に診断書なりを貰って…と大変でしょう。

 だから、直属の上司の方に相談して、有給も余っているようですし、自分なりにお休みをとりながらやっていく、というのが一番良いと思います。」

 

み「おっしゃったように、休職していきなりゼロに戻すと、良いことは無いと思うんです。」

 

柚「そう、ですよね。自分でも5日頑張れる気はしなくて、週1とかで有給をとりながらやっていくか…と思っていたところです。」

 

 

~色んなものが乗っかって~

 

み「柚さんの場合は、色んなものが乗っかって、重なってしまってるんですよ。」

 

一言一句完璧な訳じゃないけれど、先生はこういう類のことを言っていた。

そして、今日一番納得した言葉だった。

 

 

み「休職して復職した後っていうのは、どれだけ慣れ親しんだ職場であってもキツイし辛いんですよ。」

 

み「夏休み明けって辛いじゃないですか。在宅なんかが続いて、そこからフルで週5日なったらきついですよね。」

 

み「普通の人でも、異動したり環境が変わったら、仕事なり人間関係なり凄い気を遣って気疲れするじゃないですか。」

 

み「そして、今普通の人でも柚さんが言ったように『コロナ鬱』みたいになっている人もいる。」

 

み「柚さんの場合は、そういうのが色々重なってしまってるんです。疲労から気疲れから。」

 

み「業務量が多くないって言ったって、慣れない仕事でかつコロナの影響で押せ押せで働いているんですし。新しい仕事だと未来も見にくいですしね。」

 

み「でも、今回のように、本当にダメになる前に気付けて来ていただいたっていうのは凄い良いことだと思いますよ(^^)」

 

み「係長さんなのか、どの上司の方に相談するかはアレですけれど、相談してお休みを使いながらが良いと思います。そうしておくと、本当に辛くなった時の準備にもなりますしね。」

 

 

確かに、

休職からの復職

異動して新しい環境、新しい仕事、新しい人間関係

出勤と在宅の悩み

出勤時の仕事への注力

訓練から順調に来過ぎていたこと

 

復職3か月目にして、色々重なり過ぎていたのかもしれません。

 

月曜日、係長に相談をして、週1日程度有給を入れながらここから働いていこうと思います。

幸い、昨年休職していたので、有給をほとんど使わず、今年に繰り越しており、かつ来年へは繰り越せないことから、今年の私は有給が有り余っているのです。

 

 

とは書いたものの、きっと日曜の夕方、月曜の朝には陰鬱としているんでしょうね(笑)

 

では。