休むとは何なのか。適応障害で休職中の私が考える。
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
私は今、適応障害で病気休職中です。
つまりはお休み中ということ。
でも、休むって何なんでしょうか。
本日の目次はコチラ↓
~休むとは~
休むという漢字だけ見ると、
人+木なので、木陰で人が休む
ということなのですが、元々は違うみたいです。
諸説あるそうですが、
木は軍門の脇にある標木で、そこで表彰される人。
それが「休」の元来の意だとも言われているそう。
したがって、元々は
美、幸福、賜る
こんな意味があったそうです。
~じっとしていること?~
私の中では、
休む=寝る
に近いものがあります。
「ちょっと具合悪いから休むわ~」
と言って家で寝る。
「もう疲れたから先休むね」
といって寝る。
こんな感じ。
一般的にもそういうイメージがあるのではないでしょうか。
休むということは、家でじっとしていること。
そんな感じ。
でも必ずしもそうじゃないと思うんですよね。
~アクティブレスト~
アクティブレストという言葉があります。
無理に直訳すれば「行動的な休息」とでも言いましょうか。
学界では「積極的休養」と言われているそうですが。
お休みの日に、
ランニングしたり、
草野球したり、
フットサルしたり、
BBQしたり、
フェスに行ったり、
ライブに行ったり、
終日買い物に出掛けたり…
そんな休み方です。
私は高校時代陸上部でしたが、
夏の合宿に「アクティブレスト」の日があって、
その日は体育館で皆でバスケしてました。
運動して、身体を動かして疲れを取る
そんなやり方です。
軽く運動することにより、血流を刺激して、新しい血液を循環させる。
そういう疲労回復法。
※ちなみに、疲労=乳酸という考えは最近では間違いに近いとされてます。
~休んでいるのに~
最近、そうじゃなくて普通に働いていた頃もそうでした、
休んでいるはずなのに休んでいる気がしない
一見、訳が分かりませんが、こういうことがあるはずです。
土日、疲れていたので昨夜はぐっすり寝た。
でもまだ疲れているから家でゆっくりしよう…
あれ?全く回復した気がしない…
まったくの私見ですが、
身体を休めているようで、
頭というか脳は全く休んでないんだろうと思います。
今の私の場合、
最近、体は割と元気です。今や働けるのでは?と思うくらいに。
ただ、それと同様に、
未来への不安
現状への絶望
過去への怒り
職場への罪悪感
といったものが脳内を占めています。
発症当初はもっとそうでした。
そうすると、
体裁上は家で休んでいるんだけど、
現状はただボーっとして虚ろな時を過ごしているだけ
そんな日々。果たして本当に休まっているのか?
~心も体も脳もリラックス~
本当の休みとはこれなんじゃないかと思います。
体の疲れ
心の疲れ
脳の疲れ
これらを軽減するのが休み。
しっかり6時間以上寝る
身体を修復するために食べて栄養をとる
入浴・ストレッチなどで自律神経を整える
そんなこと。
これらに入れない時はまだ、休む段階にも達してないのでは?と書きながら思っています。
言い方は悪いですが、ざっくばらんに言うと
人間に戻る→休む
→復職・転職のための準備→リスタート
というサイクルが、言う所の
休職や療養に含まれているのではないかと思います。
休むの元々の意味にありましたよね?
美と幸福
これを感じてやっと休みなのではないでしょうか。
では。
Tarzan(ターザン) 2019年8月8日号 No.769 [自律神経セルフケア。]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2019/07/25
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る