ブレーキを踏むのも大きな勇気
本日の目次はコチラ↓
~勘違いされやすい~
無理せず、セーブして働いていたり、行動していると、
あいつ手を抜いて楽してるな
とか
あいつやる気ねぇな
とか
周囲から見られたりしますよね。
もしくは、陰口を叩かれたり、直接言われたりするかもしれません。
でも、残念ながら我々は常にアクセルフルスロットルで仕事にはあたれません。
※「いや、私はそんなことない、常に100%でやってます!!」という方がいたらすいませんの世界です。
また、何かを辞めた時も同じようなことがあるでしょう。
あいつ辞めた(る)んだって。終わったな。
ここでやっていけないのに、どこで通用すると思ってるの
こんなようなことを言われたことがあるかもしれません。
もしくは、言ったことがあるかもしれませんね。
でも違うと思うんです。
~前に進むだけが勇気じゃない~
得てして、
眼前に困難が待ち受けていようとも、前進すること
これが勇気みたいに思われることが多いです。
チキンレースではありませんが、
どちらかと言うと、
GO!!というか、ゴリゴリ進むことが礼賛されがちです。
なんでしょうか、世界各国のことは分かりませんが、
この日本においては、
困難にもくじけず、頑張って継続し、やりきったこと
をやたらと持ち上げて、美しいとする文化があります。
もちろん、これを貶めているのではなく、大変素晴らしいことです。
礼賛してしかるべきです。
でも、その裏のこと忘れていませんか?
~止まる・辞める勇気~
これ忘れていませんか?
アクセルを踏み切ることを良しとする、文化・社会の中で、
思い切ってブレーキを踏む、もしくは何かを断ち切る勇気。
世間大半から、良しとされる方向とは逆に行くこと、大変勇気が要ります。
正直言うと、踏み切れずに誤魔化しながら何となく続けることの方が楽なんですよ。
よく、「辞めるのは簡単だ」と言われがちですが、そうじゃない。
思い出してください。
小学校や幼稚園・保育園の時、
ちょっと具合悪いなぁという日、家族に「休みたい」って言うの怖くなかったですか?
我慢して行った日がありませんでしたか?
そう、今思えば”こんなこと”という感じですが、”こんなこと”ですら、言いだしづらいんですよ。
それが、年齢を経て、事が大きくなっていくと、その勇気は大変なものになります。
別に、そういう人を手放しで称賛しろ、と言っているのではありません。
その裏の勇気にも気づいてあげて下さい
と言っているだけです。
では。