適応障害で休職→復職中。

適応障害で病気休職から復職中のアラサー男子が日々を綴ります

適応障害とはどんな病気?どんな症状?うつ病との違いは?

こんにちはーぶてぃー。

柚紗雪です。

 

今日は、思えば書いてこなかった「適応障害」とは?

という記事を書いていきます。

 

適応障害と診断されてから2か月、6月の頭にブログを初めてだいたい1か月、

そもそも適応障害とは何なのかについて書いてこなかったので、今日書きます!!(笑)

 

私の主観、病院のサイト等の医療的意見に分けてお送り致します。

 

本日の目次はコチラ↓

 

 

yuzu-sayuki.hatenablog.com

 

 

 

~私の主観~

 

yuzu-sayuki.hatenablog.com

 この診断された日の記事で書いたとおり、

 

環境に「適応」

出来なかった「障害」

だと思っています。

 

そして、

その人のストレス耐久力とか環境への適応力によって、

発症する人としない人がいる、というのが私の意見です。

 

たまたま、という面もあるかもしれませんが、

適応障害を発症した人もいれば、同じような環境で特段の問題もなく働き続けている人もいますので。

 

 

ただ、

 

適応障害になってしまった人の能力が低いわけではない。

 

ということです。

 

人間もとい世界中の生物なんでも「適性」というものがあります。

 

「適性」から外れた環境では働けないというか、生きられない、死んでしまう生物もいるのです。

 

だから、たまたま「適性外」の環境に置かれてしまって、弾けてしまっただけなのです。

よくよく考えれば、当たり前の反応なんです。

 

ただ、その場所が「適性内」だった人や、「適性外」だけど頑張って適応しちゃった人がいるので、適応できなかった人間が異常・異端に見えるだけなんです。

 

でも、

もし当事者のあなたが「甘えもある(あった)な」と思っていたら、

その思いを捨てる必要はありませんよ。

 

それはそれで正しいと思いますし、

私もずっとその思いは捨てずにいます。 

 

~クレームが日常的に来る環境に適応できなかった~

 

私の場合はどうだったかというと、上の見出しのとおりです。

 

私は、地方○○員として勤めて今年で6年目。

 

一貫して税関係の部署にいます。

 

1~5年目までは、同じ事務所にいました。

 

1~3年目は徴収関係の課で、収入や還付を取り扱う仕事をしていました。

 

 

4~5年目は違う課に異動。

身バレしそうなほど特殊な税金のお仕事をしていました。

 

それで、今年6年目。

 

まず、事務所を異動しました。

その事務所は異動希望で一番下に書いたところ。

分かりやすく言うと、

滑り止めの大学や高校に入学した感じ。

 

ただ、

配属された係は希望とまったく違う係でした。

 

その時点で、年度末の3月後半は非常に憂鬱でした。

 

そこはとある種類の税金だけを扱うところで、以前いた知り合いの方から、

 

残業はほとんどないけど、客層は最悪

 

と聞いていたのでなおさら(笑)。

 

そして、この部署は関連の書類を発送した直後からえげつないほど電話がかかってくるんです。

その中にはクレームもたくさん。

 

私は、上記のとおり

 

徴収関係の課におりましたので、クレームを受けたことは何度もあったんです。

ただ、本当に滞納している人間から徴収するお仕事ではなかったので、

クレームまがいの電話をとるのは月に数えるほどでした。

 

その日は、「アンラッキーな1日だったな、ついてなかったわ(笑)」

みたいな感じで普通にやり過ごしていました。

 

 

ただ、今回の部署は1日に何件もクレームが来るんです。

また、休む暇もなく鳴りまくってますので、電話もとらざるを得ないんですね。

 

そんな日がGW明けから毎日続いて、

金曜日に、決定打となるえげつないクレームに当たってしまいまして、折れました(笑)

 

次の月曜日は頑張って出勤したのですが、その日も何件か喰らって、無事死亡いたしました(笑)

 

こんな感じで、繰り返しではありますが、

私は、

 

クレームが日常的にくるような環境に「適応」できなかった

 

ということです。

 

~私の症状は~

私の症状はというと、抑うつ状態不安感の2つにやられる感じでした。

 

 

yuzu-sayuki.hatenablog.com

 ここにも書きましたが、

 

・涙が止まらなくなって、泣きじゃくる、大泣きして、

そのまま過呼吸になる。

 

・激しい頭痛

 

というのが、発症した当時の症状でした。

 

職場に行くことを考えると、頭痛がして、

そういう気持ちが高まると、涙が溢れて、呼吸が難しくなって過呼吸になる。

 

本当に酷いですよ(笑)

 

大の大人がこんなに泣くのか、と自分でもびっくりしたほどです。

 

私は実家暮らしだったので、

呼吸が難しかったり、過呼吸になったりしても家族の助けを借りられましたが、

 

一人暮らしだったら、

本当に最初の過呼吸の時はそのまま呼吸困難でぶっ倒れていたと思います。

 

発見されなくて、死んでたんじゃないかと、今でもあの日を思い出して怖くなります。

 

 

と、私の場合はこんな感じです。

 

では、医療界の中ではどんな位置づけなのか。

 

まぁ私自身、担当のみき先生に聞いたわけではないので、ネットからになりますが、あしからず。

 

適応障害とは~

 

適応障害は、ストレスになる出来事に対して、抑うつ気分や不安、素行の障害などが生じる障害です。

だれしも、ストレスを感じることがあると、少なからず元気がなくなったり、イライラしたりしやすいものです。しかし、適応障害ストレスに対して不釣り合いなほど著しい苦痛を感じます。ちょっと気分が沈むだけではなく、仕事や学業、社会における役割を損なうほど重度の症状が現れるのです。

 

適応障害 | こころの病気(一般編) より引用。

 

 

定義としては、私が書いたのとあまり変わらないですね。

 

じゃあ、どれくらいかかるのか。

 

ほとんどの患者さんは、3カ月以内に元通りの精神状態に回復します。通常、原因となるストレスがなくなれば、6カ月以内に症状も治まります。

 

適応障害 | こころの病気(一般編) より。

 

色々調べてみましたが、

 

障害となったストレスや環境から離れれば、だいたい3か月くらいで、普通の生活が送れるくらいに戻る。

そのまま順調に行けば、半年くらいで治まってくる。

 

というのが通説のようです。私はまだ2か月。結構戻りつつありますが、まだまだです。

 

適応障害うつ状態うつ病

 

私も実際自分がなるまでよく分かっていませんでした。

 

適応障害??あぁ、雅子様が患ってたやつか…。

 

という感じでした。

 

www.iidabashi-mental.jp

 

このサイト・記事に詳しく書いてありました。

 

f:id:yuzu_sayuki:20190717122644p:plain

 

※上記サイトを参考に筆者作成

 

こういう位置づけだそうです。

 

そして、うつ病適応障害の違いをまとめると、

 

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※上記サイトを参考に筆者作成

 

こんな感じ。

もちろん、異論は認めます。精神的な病をこんな簡単にまとめられるはずがありませんので。

でも、当事者でない人、あまり知識のない人にはこれくらいの方がとっつきやすいでしょう。

 

確かに、私も初診の時に

「薬はあくまで対処療法であって、根本的な治療にはならない」

 

と言われました。

 

ただ、適応障害うつ病となるケースも多々見られます。

 

私も実際に知っている先輩の方で、たぶんこうだったんだろうと思う方がいらっしゃいます。

 

一般的には、

 

適応障害=心の病気

 

うつ病=脳の病気

 

 と覚えておきましょう。

 

 

~まとめ~

適応障害とは、ある環境に「適応」出来なかった「障害」。by柚紗雪

適応障害は、「ストレス」が引き金となって発症する。

適応障害うつ病は違う病気である。

 

この記事が、多少なりとも、皆さんの一助となれば幸いです。