無知は怖い
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
当たり前のことかも知れませんが、
昨日改めてそう思ったんだもの。
本日の目次はコチラ↓
~知らない恐怖~
私の心と体が壊れた日、
壊れたことは分かっても、どんな病気なのか分からなくてすごい怖かった。
病院に行った日、
「適応障害」という名前が付いたことに安心した。
でも
「適応障害」がどんな病気か分からなかった。
初診の先生は
薬では治らないこと
環境を変えることが唯一の薬であること
だけ教えてくれた。
でも、頭痛や怠さが適応障害のせいなのかは教えてくれなかった。
我が家の犬
お腹を下すことが増えた。なんなら毎日に近い。
これは何かの病気なのか、胃や腸や腎臓が悪いのか。
分からないと怖かった。
すぐにでも死んでしまいそうな気がした。
~無知はネガティブ~
僕の場合、
無知はネガティブを呼ぶ。
知らないと想像するしかない。
でもその場合、僕はネガティブなことばかり想像してしまう。
もしかして○○なんじゃないか。
もう手遅れなんじゃないか。
何だか凄い病気なんじゃないか…
今回の犬でなく自分の適応障害の時もそうだった。
避けるためには乗り越えるためには、知る必要がある。
自分で調べても良い。
でも、予備知識不足で調べても、マイナスがマイナスを呼ぶ可能性が高い。
実際、
僕は診断されてすぐ、適応障害についてネットで調べた結果、
過呼吸になったことがある。
犬の場合もそう、
犬・下痢
とかで検索すると、不安を煽るようなサイトがいっぱい出てくる。
それを見ては、ネガティブや不安が増殖されて、僕の心は壊れていく。
~先生~
それから、適応障害について詳しく調べるのは辞めた。
担当のみき先生に聞くようにした。
身体的症状のこと、薬のこと…
先生は優しく教えてくれた。
これがこうだからこうなる。
と論理だてて教えてくれると納得がいく。
犬の場合も、
昨日不安に一人勝手に押しつぶされそうだったので、母と一緒に病院に連れて行った。
死に直結するような病気ではなかった。
老化によって、筋力等が低下し、内臓の位置が少し落ちている。
したがって、あるべき場所にないので、便通に少し異常が出てくる。
でもまだまだ死ぬような段階ではないとのこと。
そうやって、教えてくれれば、分かれば安心する。
相手が分かれば策を立てられる。
でも、
もし仮に思ったとおりもしくは、思った以上にネガティブなことを言われた時、
きっと僕は酷く落ち込んだだろう。
「もうダメですね、手遅れです」
的なことを言われた場合はどうだっただろう。
もちろん、
受け入れて、今できる最善のことをしていく
これが正解なのだが、僕だけじゃなく、
きっと人間誰もがそれを受け入れるまでに時間を要するはずだ。
~無知は怖いけど~
命あるもの、余命宣告というものがある。
人間でも、がんのステージ4ですね。余命半年です。
などと言われることがあろう。
その時が問題だ。
無知は怖い。
分かれば、その相手に対して策を練る。
それでも、
想像を超えた事実を語られた時はもっと怖い。
どう締めたら良いんだろうか(笑)
知らない恐怖と知ってしまった恐怖。
どちらも怖い(笑)
それでも、
分からないまま未知の一歩を踏み出す恐怖よりは、
分かった一歩を進む恐怖のほうがまだ、戦い方がある気がする。