適応障害で休職→復職中。

適応障害で病気休職から復職中のアラサー男子が日々を綴ります

適応障害の僕と哲学しよう。~自分らしさって何?~

おはようーろんてぃー。

柚紗雪です。

 

今日は、ちょっと趣向を変えまして、「自分らしさ」について考えてみます。

きっかけは、ツイッターの質問箱でした。

 

 

peing.net

 

ね。我を通すことが自分らしいわけでもないですし。周囲を気遣って一歩引くことが自分らしい人もいるでしょうし。 直感で「嫌だな」とか「ないな」って思ったことを避けていけば「自分らしい」軌道に乗りやすいんじゃないでしょうか。

 「自分らしくいるってなんですかね?」という質問に対して昨日書いた私の答えが上記のとおりでした。

 

ちょっと考えるのが楽しかったので、文字にしてもう少し長く考えてみることにしました。

 

技術の進歩が著しい現代、「自分らしさ」もとい「オリジナリティ」の必要性というか、そういったものが求められがちな気がします。

それが「自分探しの旅」を助長しているような…?(笑)

 

就活の面接での「自己紹介」なんかも影響しているかもしれません。

 

きっと、明確な答えの出ない、この命題。

 

自分らしさって何?

 

楽しく哲学してみましょ(笑)

 

本日の目次はコチラ↓

 

 

 

~「自分らしさ」という言葉~

 

「自分らしさ」をグーグル翻訳にかけて英訳してみると

Google 翻訳

personality」(パーソナリティ)

 

が出ました。

この「personality」を訳しかえすと、

人格・人柄・個性といった感じでしょうか。

 

英英で見てみると、

 

the combination of characteristics or qualities that form an individual's distinctive character.

 と定義されています。

これを和訳すると、

 

個人の特徴的な性格(キャラクター)を形作る、性質や特性の組み合わせ

 

と言った感じ。

 

英語をかませた結果、

 

自分らしさ≒自分の特徴の組み合わせ

 

という何ともなことになりました(笑)

 

 

~自分の特徴って何?~

 

自分の特徴って何でしょうか。

 

よく履歴書にある、「長所」と「短所」。

それがまさに自分の特徴ではないでしょうか。

そして必ずやらされる自己紹介(笑)

 

・好きなこと(嫌いなこと)

・得意なこと(苦手なこと)

・大事なこと(軽視していること)

・やれたこと(やれなかったこと)

 

そこにはこんなことを書くはずです。

 

これって、過去の自分の思いの積み重ねですよね。

 

体育の授業で、バスケをやった。楽しかった。好き。

体育の授業で、水泳をやった。泳げない。嫌い。

 

この会社に入って、1年目からバリバリ働きたい!!海外駐在もしたい!!

そんなに毎日バリバリ働きたくない。自分の時間、家族との時間、友達・恋人との時間のほうが大事。

 

何となく見えてきた気がしました。

 

自分らしさ=過去の自分の行動・言動を経て今の自分が思うこと

 

 

まだ、断定はしません。というか断定するものでもありません。

こういうのは、人の数だけ答え・考え・意見があるから楽しいのです。

 

次はちょっと視点を変えて。

 

~「自分らしさ」と「個性」~

 

なんとなく似た言葉、「自分らしさ」と「個性」。

「あの人、個性的だよね~」と「個性的」でも使われますよね。

 

この違いは?

 

「個性」は他人・周囲と比較したときに、

違いとして認識されるもの。

 

だと思っています。

故に「没個性的」という言葉がありますよね。

 

であるならば、やはり、

「自分らしさ」とは、自分の過去から導き出されるもの

と考えられそうです。

 

じゃあ、次はちょっと趣向を変えて。

 

~歌詞から「自分らしさ」を探る~

とある歌詞検索サイトで、「自分らしさ」で検索してみました。

 

歌詞タイム

 

そこでいくつかピックアップ。

 

 

自分らしさは それぞれさ

道が分かれるように

いくつもの未来が広がっているよ

どれを選ぶか決めればいい

自分らしさは いろいろさ

人の数だけあるよ

僕は僕らしく

君は君らしく

夢のゴールへと向かって歩こう 

自分らしさ AKB48 - 歌詞タイム

 

自分らしさってなんだ? ”人とは違う”で差をつけろ

コンビニの雑誌コーナー 表紙に太字で書いてあった

自分らしさってなんだ? こどもの頃は気にもせず

気に入らなければ怒って 好きなものを好きだと言って

~中略~

だから 僕は僕らしく そして 君は君らしくって

始めから 探すような ものではないんだと思うんだ

僕は君じゃないし 君も僕じゃないから

すれ違う 手を繋ぐ そこには愛だって生まれる

そういうもんさ 自分らしさってなんだろう

変えられない 大切があるから 変わりゆく 生活が正しい

 

らしさ SUPER BEAVER - 歌詞タイム

 

だけど

あるがままの心で生きようと願うから

人はまた傷ついてゆく

知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中で

もがいてるなら誰だってそう

僕だってそうなんだ

 

名もなき詩 Mr.Children - 歌詞タイム

 

変わってく物 変わらない物 もがきながらも 自分らしさを

今も過ぎてく 一瞬一秒 心のままに あるべきようにあれ

 

 

花唄 GReeeeN - 歌詞タイム

 

We've got a good day good smile

きっと 君はもう知ってるはず

いつの日にか いつの間にか

変わって行くもの 変えてくもの

Say good day goodbye

始まりと終わり繰り返して

自分らしさの意味に気づいてく

 

good day AAA - 歌詞タイム

 

どうでしたか?

共通して言えるのは、

 

探すものではなくて、気づくもの

 

というところでしょうか。

 

~「自分らしさ」とは過去の自分のかけ算~

 

これが私なりの答えです。

 

過去の自分の行動・言動の結果(思い)の一つ一つが自分の特徴。

 

それをかけ算すると、「自分らしさ」のコアな部分が見える。

 

ということは、

 

自分らしさは日々変わって行く。

 

ということです。

過去の自分のかけ算であれば、過去が積み重なると(未来に行けば)、かけ算の結果は変わってくるはずです。

 

~自分らしさに気づく~

 

きっと今のあなたの物事の判断基準は過去のあなたの経験則に頼るところが大きいはずです。

 

だから、

「過去のあなた」の積み重ねである

「今のあなた」が思うまま、心向くままに

 

行動していけば、「自分らしい」道が出来ているはずで、

「未来のあなた」もきっとその道からそんなに外れずに歩いて行けるはずです。

 

そしてその道は、あなたの好き嫌い・得意苦手などのかけ算によってできるもの。

 

ということで、ひたすら抽象的でしたが、たまには楽しいかなと。

※私が楽しんでるだけです(笑)。

 

 

~哲学と思考~

題名に哲学しようと書きましたが、「哲学する」とはなんなのでしょうか。

 

思考するとは、対象についての情報を整理し、自分なりの視点で再構成する営みにほかならない。

 

「哲学する」とは、物事の意味を自分の知識と論理と言葉を使って再構成する営みである。とりもなおさず、それは意味の創造にほかならない。

 ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学 著小川仁志 より

 

僕の好きな本からです。

 

自分なりの視点を越えて、それを自分の言葉と論理で言い直すことが「哲学」なのでしょう、難しいですね(笑)。

 

実は、いわゆる「頭の柔らかい人」はこれが得意なのです。

そうやって、画期的なキャッチコピーを作るわけですね。

 

というわけで、

今の日本で言葉だけ独り歩きしている感のある、「自分らしさ」について考え、哲学してみました。

雨の日曜、不安感や、罪悪感、焦燥感、その他陰鬱な気持ちを頭の中からどかすように物思いにふけってみてはいかがでしょうか。

 

最後に曲や本を載せて終わります。では。

 

 

 

 


SUPER BEAVER「らしさ」MV

 


Mr.Children「名もなき詩」Mr.Children "HOME" TOUR 2007 ~in the field~