「適応障害」と診断された日~病気休暇突入&診断書提出~
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
今日は、心療内科に行って「適応障害」と診断された日のことについて書いていきます。
精神のキャパを超えて発狂してしまった日のことはコチラ↓
そして、本日の目次はコチラ↓
~心療内科での受診と「適応障害」の診断~
まず、予約がとれていないので、普通に外来で行くことになります。
なので朝一で近くの大学病院に向かうことになりました。
電車で行くか、20分くらいなので自転車で行くか方法があったのですが、
今の精神状態で通勤電車なんか乗れない、と思って
自転車で行くことにしました。もちろんゆっくり漕いで。
それでも、踏切前とか信号前とか、人が集まるところでは緊張したのを覚えています。
して、外来受付に着きました。
その時の私は明らかに挙動不審でした(笑)。
~診察までの流れ~
あくまで、私の行った病院ですが、流れを記しておきます。
※大学病院なのでイレギュラーケースかも?
1.外来受付の申込用紙に記入し、番号札を受け取る
※この用紙ですが、当時うまく文字が書けなかったんです。
漢字自体も思い出せないし、手も上手く動かないしで、
自分の名前すら書き間違えました。
2.番号が呼ばれるのを外来受付で待つ。
※この時も、外来の朝一なので人がいっぱいいて、なんだか圧迫感があって怖かった記憶があります。
3.外来受付を済まして、心療内科の受付票をもらう。
※ここでやっと心療内科の受付が済んだことになります。
5.問診表を記入
私の場合は、性格診断みたいなのも含めて3種類渡されました。その後は待機です。
恐らくですが、予約の人が済んでから、外来受付の人が順番に呼ばれる感じでした。
~予診~
20分くらい待ったところで、1回名前を呼ばれました。
アシスタントのような女医さん(苗字からU先生とします)に呼ばれて「予診」というものを受けます。
ここで15分くらい最初のカウンセリングというか診断が行われました。
いわゆる先生の初診のためのカルテ作りのためのようです。
ここで、一連のことを話しました。U先生は優しく時にうなずき、相槌を打ちながら話を聞いてくれました。
※ここから始まりますが、今でもですが、そうとう弱っているのか、
初めて会った女性全員好きになりかける、「一目ぼれ症候群」が発症(笑)。
U先生の予診の時に心がけた&詳細に聞かれたことは
・自分のプロフィール、性格、家族構成
・精神がやられた話をなるべく前段階から話すこと。
→私の場合新卒で税金のところにはいたことから話しました。
次が最大のポイントです。この時点で、私は職場に「メンタルがやられてる、精神を病んでる」ことを伝えられていませんでした。
・まだ、職場に精神的なことを言えてないことを伝える。
U先生の回答は、
「言いづらいですもんね。その辺のことはこの後の先生の診察で「診断書」がもらえるので、それを会社に出せば大丈夫ですよ。」
とのことでした。
これでまず、安心しました。
そして、
何より自分の顔を見て、相槌を受けながら親身になって自分の話を聞いてくれる人がいること(もしくはそのこと)が本当に大切だと感じました。
なにぶん、U先生の「予診」の最中で私は軽く泣いてましたからね(笑)。
~初診~
※後で知りましたが、当該病院では、初診の先生はランダムで、その後担当の医師が割り振られるそうです。
「初診」はおっちゃんの先生でした。H先生としますね。
先ほどの「予診」のカルテを持っているのは知っていましたが、改めて一から話しました。
さすが歴戦の先生なんでしょう。
「公務員って本当大変ですよね…」
と言ってくれました。
本当に「共感」してくれる人、「肯定」してくれる人、大事です。
そこでH先生から正式に「適応障害」と診断されました。
「あの雅子様と同じ症状ですね。」と言われました。
そこで言われたのは、
・薬では治らない。
精神薬を飲んで、普段の精神状態を安定させることはできるが、根本的な治療にはならないこと。
・「変化」した「環境」に「適応できていない」症状なので、
解決方法は一つだけで、「環境を変えること」しかないこと。
あと、光が怖かったり、人混み(雑踏)にビクビクしたりするのは、
やはり今はかなりの神経過敏状態になっているから、とのことでした。
そして、職場に伝えられてないこと、
この先、とても普通に通勤できそうにないことを伝えました。
それを伝えて初めて、
「じゃあとりあえず1か月自宅療養を要するという診断書を出しますね」
と言われました。
U先生に言われたことと違うな、と思ったのですが、どうやら、あくまでも自分で言わないと出してくれないのかもしれませんね。
ただ、話しててこのH先生とはそんなに気が合わないなぁという気がしていたんですね。
なんかの質問に「それは私は知りません。答えられません。」って返されたんですよね。
私も公務員なので言える言えない範囲があるのは分かるんですけど、言い方ってあるよな~と思いました。
これは後の記事で書きますが、友達のI君にも言われたことでもあるのですが
心療内科の担当の先生(もしくはカウンセラー)との相性は本当に大事だと思います。
※I君は小学生からの友達。中学生の時に「対人恐怖症」を発症して学校を休んでいました。
ひょっこり↓の記事にも登場。
私の場合は、この後担当についてくれた先生はかなり良い先生(合う人)だったので安心しました。
~診断書・薬→帰宅~
・1か月自宅療養の診断書
・次回の予約(1週間後の金曜日)
・「ロフラゼプ酸エチル錠2mg「SN」」
を手に入れて診察は終わりました。そして、念のため採血と採尿をして帰ってくださいとのこと。
そして、採血・採尿の場所に行って終わりました。
最後に、会計です。かかった費用は詳細には書きませんが、
ざっくり1万円でした。
内訳は、診断書が約5000円、
その他診察と採血・採尿で5000円って感じでした。
そして薬局でお薬をもらって帰宅です。
ここで記憶しているのが、一気に心が落ち着いたことでした。
・自分の症状に内容がついたこと
・自分がどんな症状が分かったこと
が大きかったように思います。
やっぱり、「知らないこと」、「分からないこと」というのは怖いもので、そいつが何者か分かると落ち着く、ということなのでしょうね。
そして、最大の関門である、職場への連絡をしました。
~職場への連絡~
まず連絡する前に
メモ帳に、言うべきことと簡単なフローチャートを書きました。
なぜなら、この頃は、物忘れも酷かったり、うまく考えが言葉にでなかったりしたからです。
そして、意を決して、所属課長へ連絡。
正直に、
・適応障害と診断を受けたこと
・1か月自宅療養の診断書を出されたこと
を話しました。
そこで、1か月の病気休暇とするといわれました。
そのままとりあえずの、終わりの日を決めました。
そこから、休暇の延長になるのか、復帰になるのかを追々相談していくとのことでした。
そして、復帰の際にうちの会社の産業医との面接等が入って、復帰の仕方を考えていくとのことでした。
で、診断書の提出については、郵送で良いとのこと。正直、あの事業所に行くのは怖かったので本当に安心しました。
※あくまで私の会社での話ですが、普通は郵送で大丈夫なんじゃないでしょうか。
そして、課長の勧めで、自分の係にも連絡しました。
そこで係長にも報告を。
そして、初めて「クレームを連続で喰らったこと」が原因で…と伝えました。
私はそこからがたぶん幸運で、
係長も
「災難だったね。私も今日変なの喰らったしさ。仕事の方は近々の引継ぎだけ教えてくれれば大丈夫だから。とりあえず、体を大事に。中途半端な状態で戻ってきてもダメだから。完全な状態で戻っておいで。」と言ってくれました。
本当に良かったです。また、私の係に去年いた人が同じ課内に2人残っていたのも幸運でした。割と私の係の仕事は縦割りなのですが、前担当が所内に残っていて本当に良かったです。
その一人にも電話をつないでもらって事態を伝えました。
ちなみに、電話し終わった後、また涙が止まらず、ライト過呼吸になりました。
それは、「良い人で良かったという安心感」、「罪悪感」、言い方悪いですが「適応障害なんだ…思い」が渦を巻いて溢れてしまった故のことでした。
こうして、私は「適応障害」と診断され、とりあえず1か月の病気休暇に入ることになりました。
~まとめ~
・心療内科の診察は、ありのままに話すこと。ムダなことなんてありません。全部話しましょう。
・自分の今の状態を話すこと。仕事に行けそうなのか、絶対に無理なのか、ちゃんと言いましょう。そうしないと私みたいに「アレ、診断書速く!!」ってなります(笑)
・診断書があればお休みできる。提出はきっと郵便でも大丈夫。
・職場に話せる人がいるなら、引継ぎ等の話はちゃんとしておきましょう。
お読みいただきありがとうございました。
次の記事からは、その後の過ごし方とかを書いていきますね。