適応障害で休職→復職中。

適応障害で病気休職から復職中のアラサー男子が日々を綴ります

プロローグ~適応障害になるまで~

こんにちはーぶてぃー。

柚紗雪です。

 

当記事では、私が適応障害になるまでのことを書いております。

※2019年7月28日加筆修正。

 

で、目次はコチラ↓

 

 

yuzu-sayuki.hatenablog.com

 


 

公務員試験 面接完全攻略ブック 2020年度(2年度) (受験ジャーナル特別企画5)

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 ~就職~3年目~

 

 

23歳で大卒の新卒で都道府県庁に就職。

私が何で公務員&都道府県庁を目指したのかはコチラ↓

 

yuzu-sayuki.hatenablog.com

 

 

新採の時、配属されたのは、徴収部門の事務的な係でした。

 

具体的に

法人の収入や還付などを扱う部門で3年働きました。

 

 

 

あとは、督促状の発送とか、

納付書の再発行とかもやるところ。

さらに納税証明とかも出すところですね。

 

ここは凄い電話が多いんです。

 

「納付書が届かないんだけど…」

とか

「払ったのに督促状届いたんだけど、何なの!!」

とか。

 

なので、クレームみたいな電話は多数受けたんですが、

それでも1日に何件もということはなかったし、

「ツイてない日だったな」くらいで終わっていました。

 

 

~4~5年目~

 

その後少し特殊な部門で2年、普通に働きました。

 

あまり言い過ぎると身バレしそうなのですが、

 

今度の相手は、全国の上場企業金融機関でした。

 

非常にやりやすかったです。

 

言い方は悪いですが、変な人が少ないですから(笑)

 

 

~電話と異動~

 

自分自身としては

電話対応はそんなに好きではなく

特別得意なイメージはなかったです。

 

 

 

そして、前の還付等を扱う部門にもう一度携わりたいなと思い、

 

別の事業所の同じ部門に異動希望を出したところ、

希望外の部門に配属されました。

 

~希望外の部署とクレーム~

 

その係は超少数の係。

 

その係に以前所属していた知り合いからは、

客層は最悪だけど、夏過ぎれば閑散期が来る。

その点ではライフワークバランスは良いよ。」と言われていました。

 

なにをやるところかと言えば、

扱うのはCARです。それ以上書きません。

 

そこでは、5月のGW明けから電話が殺到することは知っており、

さらに客層は最悪と聞いて、異動前から不安を感じていました。

 

そして、10連休が明け、5月8日くらいから電話が増えていきます。

 

中にはクレームというかお怒りの電話もあり、

 

その頃は日に3~4本くらい怒りの電話を受ける感じでした。

 

ちなみに、基本電話は鳴りっぱなしという状況でした。

 

適応障害の引き金~

 

そして、5月9日だったと思いますが、

自分の受け持ちの仕事において、前任者のミス的なものもあり、

 

いわゆる“事故”が発生しました。

 

事故について本部の指導部門と事態を収拾する調整をしながら、

自分の部署の各上司に連絡をし、

自席にいるときは上記のようなありがたい電話を取るといった日でした。

 

そして10日(金)。

実はそのあたりの記憶があいまいなのですが、その日はいわゆるクレームの電話をすでに数本受けていたと思います。

 

要はジャブのラッシュは喰らっていたわけです。

 

そして、私を追い込んだクリーンヒットがやってきます。

 

最初はそのお客様に対して別の係の新人さんとその教育係の2人で電話対応をしていたのですが、

どうやら聞きたい内容が私の係の管轄の内容だったために、

「折り返しお電話していただけませんか?」と依頼を受けたのです。

 

おなじ平社員とはいえ、

年次的には後輩からの頼みですので、引き受けて連絡をしました。

何分話したでしょうか。

 

~クレームパターン~

 

クレームにはだいたい3種類のパターンがあります。

 

①怒鳴り散らすタイプ

 

②自分なりの論理を持って

(ほぼ屁理屈)バトルしてくるタイプ

 

③自分の話(愚痴)を聞いてほしいタイプ

 

①と③は簡単なのです、相手に同情しながら、こちらとして引けないところは丁寧に説明しながら時間をかければだいたいお相手は納得して、留飲を下げて電話を切ってくれます。

 

ただ、今回は②のタイプでした。

上手く思い出せなかったり、思い出すと自分が辛くなりますが、

 

「法律で決まったら何でも従うのか!!その割を喰うのは我々住民じゃないか」

「決まった法律に疑問を抱かないのか、何でも適用するのか」

「そんな説明もできないならば、税金を払う代わりに給料を返してほしい」

 

みたいな感じでしたかね。

丸5年務めてきてハッキリと「給料泥棒」扱いされたのは

初めてだった気がします。

 

最終的には私では納められず

さらに上の本部の方に対応をお願いしたのですが、

私としては完全に喰らってしまいました。

 

それでも幸いに金曜日。週末を夢見て帰宅しました。

 

土曜日は地元の友達と遊び、日曜は趣味の競馬を楽しみ、健康のためのランニングをして過ごしました。

 

~発症~ 

 

そして月曜日、明らかに体調は悪かったです。

私の場合、最初に頭痛から不調は始まるのですが、かなり痛かった気がします。

 

 

出勤中、初めて心から「今日会社行きたくないなぁ…」

と思いました。

今まで、「今日あの事案があるから嫌だなぁ…」

くらいはありましたが、

 

本当に行きたくなかったんです。

 

でも、上記の”事故”の片づけをしなければいけないこと、

人数が少ないのに電話が鳴り響く今、休めないだろうことから

「とにかく今日をやり過ごそう。先のことは考えない。とりあえず今日頑張ろう」

と思って出社しました。

 

でも心の中で、

「今日頑張ろうを何日か続けたとしても、

いつか弾けるだろうな」

とは思っていました。

 

どうにか事故の収束の目途も付けたのですが、

やはりその日もクレームは何本か頂きました。

そして帰宅。明らかに体調は悪かったです。メンタルも。

家族から見てもかなり悪そうだったみたいです。

 

そして、「明日もこの体調だったらさすがに休もうかな…」と思いなが

ら床に就くのですが、眠れない、いや寝たくないんですね。

 

「早く寝ないと明日辛いけど、

寝ちゃうと明日が来ちゃうなぁ…」という感情でした。

 

そして翌日の火曜にパーンとはじけたのです。

 

 

私のポイントはやはり異動だったと思います。

人によっては、時期が時期だけに五月病じゃんと思うかもしれませんが、繁忙期が5月なんです。ただ死んだだけです。

 

 ~ポイント~

 

・初めての事業所の異動で、かつ希望外の部署に配属された

・クレームが日常的にくる部署に配属された

 

 

偶然に単発で来るクレームは、ある程度慣れていましたが、

日常的に来るとなると気分が違います。

 

前者は「今日はあんな電話とっちゃってツイてなかったなぁ」で終わりますが

後者は「今日も喰らった…。明日も明後日もあんなクレームとるのか嫌だなあ」

になります。

 

 

 

 

長文をお読みいただきありがとうございました。

次回は、発症した日、適応障害と診断された日のことを書いていこうと思います。