適応障害で休職→復職中。

適応障害で病気休職から復職中のアラサー男子が日々を綴ります

僕等は言葉でできている

こんばんはーぶてぃー。

柚紗雪です。

 

漸く繁忙期を終え、ノリでブログを書きます。

 

昔、もう10年以上前ですね、「世界は言葉でできている」という番組をやっていました。

その番組が僕は大好きで。

 

内容としては、昔の偉人有名人の残した名言が一部空欄で出題されるので、解答者たちがそれを自分なりの言葉で空欄を埋めて解答するというもの。

 

解答はその場で会場のお客さんによって審査されます。

覚えてる解答者は、林先生、設楽さん、若林さん、又吉さん、ライムスターのお二人、スカパラの谷中さんとか。

 

出ている人も好きな人が多くて、大好きな深夜番組でした。

 

まぁ、そもそも僕は「言葉」という言葉が好きなのです。

 

言の葉なんて言ったりもしますが「葉」が使われるじゃないですか。「葉書」もそうですけれど、「葉」の字が使われている感じがいかにも日本っぽくて良いなと。

 

さて、やっぱり我々は言葉でできていると思うのです。

 

目は口程に物を言うなんて言うし、非言語的コミュニケーションも溢れかえっているけれど、やっぱり会話で、文章で、我々は色んなもののやり取りをしてるんじゃないかなと。

 

引き寄せの法則なんてものは好かないのですが、「言霊」みたいなものは何となくあるような気がしています。

発する言葉で人の個性は間違いなく創り上げられていて、外からの見た目というか「どういう人に見られるか」というものに間違いなく大きなウェイトを占めているように思います。

 

 

やっぱり、良い感情を、プラスの言葉を振りまいていく人は何となく好かれる感じがしますよね(笑)

 

頭に浮かんだ言葉を裸のまま出しても、嘘やオブラートに包んでも、それはその人の言葉ですからね。

 

そう、そこで、病んで尚思ったことは、「正直に言葉にすること」の大事さ。

 

 

本気で壊れそうだと、ヤバいと思った時は、

 

ヤバいです!!

 

と言葉にすること。

 

心療内科の診察において、今の自分の状態を着飾らないこと。

あれこれと伝えるべきことを考えてきたり、メモってきたりしても、いざ診察の時になると、何か良い状態風に伝えてしまうことありませんか?

 

私が通っているのは、心療内科ですが、そういった診察は本当に、言葉・会話がほぼすべてと言っても過言ではないです。

 

もちろん、先生方は我々の雰囲気とか顔色とか、色んな言葉以外のところも見ているんでしょうが、やはりメインは会話です。

 

そこで、遠慮なのか何なのか、実際の状態よりだいぶ盛った元気感を出してしまって、診察後に後悔する的な。

 

 

私も最初の頃やってしまいましてね(笑)

 

それを凄い後悔して、本当にありのままを話すようにしました。

 

悪いことがあれば、悪いことがあったと、出来なかったことがあれば、正直にこれが出来ませんでしたと。

 

 

多くの人がきっと、嘘をつくなと物心ついた時には教わってきたことでしょう。

 

でも、年齢を経るにつれ、嘘が上手くなっていく。

ゴリゴリ着飾った故に、核心からかけ離れた言葉を解き放っていくことが多くなる。

嘘と気付かれないような嘘がつけるようになっていく。

 

 

ちなみに、私はクソ親父から「誰も不幸にならない嘘はついて良い」と言われたことが未だに心に残っております(笑)

 

 

もちろん、他人を慮って言葉を選ぶことは大人には大事なことです。

 

でも、正直に言うべき機会に正直に言葉にできること。

 

それもまたやっぱり大事なのだと、28歳で病んで身に染みた柚紗雪でした。

 

では。