朝がまた来る。
おはようーろんてぃー。
柚紗雪です。
何も考えずにブログを書き始めました。
朝が来たので起きて、朝食を食べて、ラジオ体操をし、ホットジャスミンティーを作り、PCの前に座ったところで犬に呼び出されました。
おい、暇だろ?遊ぼうぜ!!イエーイ!!
みたいに。
無視すると、ずっとまとわりついてくるので、お茶を濁すかのように5分ほど遊び、
もう一度PCの前に座ったら今度は、
おい、外に出せ!!
とのこと。
老夫婦じゃないんだから、さも当たり前のように行動しないでくれ我が家の犬よ。
そんな感じで、ようやっとPCをつけ、今に至ります。
朝ですね。もう11時なので見ようによっては昼かも知れませんが、
12時を正午と定めており、それより前を午前と言う以上は、11時59分までは午前中です、おはよう世界。
今朝起きたばかりの朝は、青い空で気温が高くて、湿度も気持ち高めで、
日本の夏が来た、と言わんばかりの、夏を告げる朝でした。
ところによっては、雨の朝だったかもしれません。
朝、同じ空を見上げてるとはよく言いますが、それでも感じ方は各々違います。
土曜の朝だって、
休みの人は、「休みだから、もう少し寝よう」な朝かもしれないし、
お仕事の人は、「はぁ、仕事だ…。電車空いてるかな…。」な朝かもしれない。
ある人の「朝」はAM6時半かもしれないし、
またある人の「朝」はAM11:00かもしれない。
朝は日によって、匂いも違う。
犬が呼んでる。
フンの処理した。まったく。
部活の試合の朝は、何となく匂いが違った。空気感とでも言うのかしら。
受験の朝はピリッとした緊張感の朝だった。
卒業式の朝は、安堵と一抹の不安が入り混じる朝だった。
入庁式の朝は、これから始まる社会人生活への緊張で吐きそうな朝だった。
高校の文化祭の日の朝は、まだ朝になり切れてない、霞がかった朝だった。
あの日、プッツンと何かが切れて、涙が止まらずに過呼吸になった朝は、絶望の目覚めだった。
その前日の朝は、自問自答の朝だった。
病気休暇を告げた翌日の朝は、なんだか清々しい、久しぶりによく眠れた朝だった。
幸か不幸か、生きてる間は絶対に、次の朝が来る。
希望を抱えていようが、絶望を感じていようが、平等に朝が来る。
誰かが産声をあげた朝かもしれないし、涙をすする音がする朝かもしれない。
明日が怖くても、明日が楽しみでも、
同じように夜が明けて朝が来る。
夜の感じ方は人それぞれでも、体感は違っても、等間隔で極めて機械的に秒針は進んで、夜明けがやってくる。
夜の長さ、朝の早さは僕たちに四季を教えてくれる。
春の朝、夏の朝、秋の朝、冬の朝、はたまた梅雨の朝。
季節の匂いを漂わせながら、思い思いの朝が来る。
生きてる限り朝が来る。
死んだって、周りの人には朝が来る。
こんなよく分からないことを書きなぐった、朝だってある。
明日が怖くても、生きてると夜が明けて、朝がまた来る。
明日はどんな朝なのか、生きている人だけがそれを知る特権を持っている。
明日の朝を迎える権利を、自ら手放すのか、必死に掴んで離さないのか。
せっかくだから、明日の朝の匂いを楽しもうよ。
なんかいい感じに締まったから終わり。