思考はコントロールできない
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
病んでから2年、思ったことは、「思考をコントロールする」というのは不可能だということ。
— 柚紗雪@適応障害から復職中 (@SayukiYuzu) 2021年8月7日
思考が浮かんだあとが大事な気がする。
ネガティブなことを考えないようにできればベストだけど、それは現実的なじゃないし、止める必要もない。
~思考はコントロールできない~
人間が1日に思考する回数は6万回とも7万回とも言われています。
そのすべてはコントロールできません(笑)
思い浮かんだ思考を練ったり、奥底へしまったり、どこかへ追いやったり、推敲して言葉にしたり…
ということしかできない。
要は、浮かぶことは止められない。浮かんだあとの処理はコントロールできるということです。
~人類皆ネガティブ~
我々が言われがちな「考え過ぎだよ」なんて言葉。
たいてい、その言葉の裏には「ネガティブ思考だな(笑)」が込められているように思います。
ポジティブシンキングですか?
ポジティブシンキングって言葉がどうしてあるのか?
それは、ネガティブ思考に押されることがあるからじゃないのか?
どんなに楽天家な人だって、不安や緊張で頭が一杯になることはあるはず。
それでも「一流」の人は何が違うのか。
~行動なのか…~
それはやっぱり、思考後の後処理でしょう。
いつ何を思うかはどうしようもできない。ならば、思った後どうするか何だと思うのです。
私も復職、それに伴うリハビリ出勤の前に主治医に言われたことがあります。
「ネガティブ思考でいっぱいになって、不安でいっぱいでも、時には『えいっ』とアクセル踏んでいかなければいけない時があるんですよ。まさに今がその時ですよ。」
と。
そう、人間は思考とは真逆の行動がとれる生き物なのです。
「行きたくない」と思いながらも毎朝出社するように(笑)
心では「行きたくないなぁ」と思っていても、毎日出社していれば、ちゃんとした人間だと思われますよね?
だから、きっと私を決めるのは「思考後の行動」なんだと思うのです。
ポジティブシンキングが成功への道でもないし、逆にネガティブシンキングが失敗への道でもない。
思考だけため込んだら、頭爆発しそうになりません?
私はよくなります。
頭の中でグルグル色んな思考を回した結果、パンッ!!って爆発しそうになること(笑)
それはそれで、慎重派というかそういう意味で悪いことではないと思うのです。
大事なのはそのあとに何かしらの行動をくっつけること。
ツイートでもなんでも良い。
頭の中で生まれた恐怖や不安をとりあえず何かすることで自信に変えていく。
そのちょっとの「○○だったけど、とりあえず△△はできた!」という自信を積み重ねて積み重ねて、アクセル踏む勇気に変えていくこと。
行動せずにいると疑念や恐怖が生まれる。
行動すれば自信と勇気が生まれる。
byカーネギー
手足動かしてなにかしてみることが重要なんだと、ちゃんと腑に落ちた三十路の夏なのでした。
行動して幸福につながるとは限らないが、
行動せずして幸福は得られない
byベンジャミン・ディズレーリ
ということなんでしょう。
では。
適応障害の僕の25回目の診察~薬を砕く~
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
今日は心療内科の診察でした。
2年と2か月、25回目の診察。
本日の目次はコチラ↓
~初診多し~
うだるような暑さの中、チャリを飛ばして病院へ。
10時半の予約で10分前くらいに着いたのですが、心療内科の待ち人はたくさんいました。
私の通っている病院は、待っている人数が電光掲示板みたいなのに出るんですが、当日予約すなわち今日外来で初めて来た人の人数がいつもより明らかに多かったです。
心療内科行ったら、初診の人多かった。抜けた青空とは真逆の気持ちを抱える人の多さよ。
— 柚紗雪@適応障害から復職中 (@SayukiYuzu) 2021年7月16日
やはり、様々な理由で先行き不安の方が多いということなのでしょう。
~夏男なんですね~
20分くらいの待ちで診察へ。
前回の診察が5月末だったので、6月7月の話。
6月
・少し仕事はバタバタしていた。残業はないけど。
・コロナの関係で、ちょっとだけ別の部署に応援に行っていた(お金関係)。
・梅雨の時期は頭痛くて体が辛かった。
7月
・割と元気。
・仕事も閑散期
・暑いのが好きではないけど、梅雨空よりはマシ。
・不眠なんかもない。
こんな感じで話しました。
「梅雨が終わって、夏の晴れとともに頭痛も無くなって…」
と話すと、
「夏男なんですね(笑)」
とみき先生w
そんなことはない(笑)
また、暑い日が続けば、夏バテみたいな感じで多少体調を崩すこともあるでしょう…。
~減らしますか~
話は減薬に。
今は、1日1錠、リフレックス(ミルタザピン)を飲んでいるのですが、それを1日半錠にしようということです。
私の今の業務は年末くらいから3月の年度末が最繁忙期。そこから4月5月もまぁそこそこといった感じ。
逆に夏~秋は割と暇です(暇ではないけど、やること満載だけど)。
なので、とりあえず、繁忙期を迎えるまで、閑散期の間は半錠でいってみようという話になりました。
適応障害と診察されてからちょうど2年2か月。
やっと、減薬というフェーズに入って行くことになりました。
「やっと」と書きました。
私自身は結構かかったなというイメージですが、先生は当初から私のことを「かなり順調に回復しているケース」とおっしゃっています。
こういった病は、まさに十人十色であり、色んなことが人それぞれです。
私のことも、とある一つのサンプルパターンくらいに考えていただければ幸いです。
次の診察はまた2か月後の9月。
一つ嬉しかったのは、薬を処方された薬局で、薬を全て半錠に割ってくれたこと。
面倒がなくなって大変ありがたかったです。
では。
気には留めるけど、気にし過ぎない
こんばんはーぶてぃー。
柚紗雪です。
最近、
ちょっとした悩み事や不安を、フワッとさせておく
ということを心掛けています。
ムネリンがこの動画で、マインドフルネス、瞑想のところで似たようなことを語っています。
マインドフルネスで提唱される瞑想で大事なのは、無理に「思い」をシャットアウトしないということ。
思いや考えが浮かんでくるのはしょうがない。
「あぁ○○のことが浮かんできたなぁ」と認識して、受け流すことが大事とされています。
少しそれに似ていること。
私のような人は、普通の人(あえて「普通」と書きます。)なら、てへぺろくらいだったり、何なら思い出さずに忘れたり、まぁいっかで済ませたりするようなことを、グルグル気にしてしまいがちです。
そういう、些細な悩みや不安なんかを、気にしないは無理だから、気には留めるけどフワッとさせておいて気にし過ぎないようにする。
これを最近心掛けています。
もちろん、すぐに対処した方が良いような不安や悩みはこの限りではないです。
かといって、「何とかなるさ」とかLet it be的な考えではない。
あぁ…と思い浮かぶけれど、そのままフワッとさせておいて、「ゲームでもするか」と次へ移る。
悩むから悩みになる。
そんな感じかもしれません(笑)
では。
一人にしてほしいけど、独りにはしないでほしい
こんばんはーぶてぃー。
柚紗雪です。
わかる~!!
という共感が欲しいがためだけに書きます(笑)
女性は共感脳だとか言うけれど、共感は誰だってほしい。
共感は承認欲求を満たすからね。
上辺の「分かる~」でも、相槌でしかない「分かるわ~」でも、自分が発したことに対して相手が聞いて分かると言ってくれた!!
ときっと脳は勘違いして、気持ち良い感じになるのでしょう。
さておき、本題へ。
みなさん、一人は好きですか?
空間に物理的に一人であっても、いくらでも繋がれてしまうこの時代に、「一人の時間」というものの価値は右肩上がりに上がってきたように思います。
実際、人と居れば居るほど気は使うもので。
気を遣わないでいられる関係の人といたって、全く気を遣っていないわけではない。気遣いのギアをローに入れているだけ。
だから一人になりたい。
頭を空っぽにするか、逆に何かに没頭したい。
何もしないも何をするも自由。
ただ、それはあくまで、心地良い人間関係という強固な基盤があってこそのもの。
人間関係が面倒だ!と思って一人を望みながらも、どこかで気の置けない人間関係も強く望むもの。
多くの紐帯と一人の二兎を追う。
だから、一人にして欲しい時は多々あるけれど、本当に独りにはなりたくない。
本当の孤独は多くの人はきっと望んでいない。
良きときに戻れる「繋がり」というセーフティネットがあった上で、一人自分の為の時間も欲しい。
人間関係で病んで、絶望に打ちひしがれて、一人を強く望んでも、心のどこかで孤独は嫌っている。
わがままだけど…分かるよね?(笑)
では。
適応障害の僕の24回目の診察~減薬の未来~
こんにちはーぶてぃー。
柚紗雪です。
すっかり診察に行かないと書かなくなってしまいました…
本日の目次はコチラ↓
~一人の病休~
4月の年度当初となると、まぁバタバタするのはどの職業も同じかと思います。
私の係の場合、4月5月は正直忙しくない時期なのでゆったりしているのですが、私が引継ぎを受けた人がなかなかの方たちから受け継いでおりまして(笑)
その処理に追われた4月でした。
変な処理をしていて爆弾が…という訳ではないのですが、「やってない」という事案が多々ありまして(笑)
ただ、その状態を係長は気にかけてくれていたのが不幸中の幸いでした。
そして、4月末。
私の係から病休に入られる方が出ました。
その方は、前の事務所でもお休みをしていた方で、その時の病がうつ病なのか適応障害なのかは知りませんが、今回も恐らく再発に近い感じでお休みに入られました。
その人は、とかく仕事を隠してしまうタイプで。
どうしたらいいか分からない→積む→積み上がった物量故に手が付けられない→助けも求められない→積んだまま隠す→いつしか爆発する
というタイプです。
個人的にはこのタイプは正直褒められたものではないと思います。
もちろん、助けを請うことができないというのが、明らかな周囲の環境のせいであれば致し方無いと思いますが、それがそうでないのならば、良くないなと思います。
その人はさらに今の係長との相性が非常に悪く…というのも理由だと思うのでたぶん適応障害かなと思います。
自治体の税金部門となると、病む人が多いのです。私も自分が病む前も毎年のようにお休みに入る人、復帰した人を見てきました。
ただ、自分も休職を経験した今、改めて病休に入る人を見ると、かなり感じ方が違います。
「自分もきっかけ一つでまた分かんないな…」
と。
今はある程度元気に働いているとはいえ、病む前の元通りという状態ではありません。
スピードを武器にしていた選手が、ケガ・リハビリを経て、技術で勝負するタイプになって戻ってきた
みたいな感じでしょうか。
元気に働いているようで、意外と崖と隣り合わせなのかもしれません。
~違って見える~
そんな話をしたところ、我が主治医のみき先生は、
今まで何の気なく歩いていた道も、一度石に躓いた(適応障害になった)ことで、今同じ道を歩いてみても全く違うように見えていると思うんです。
小さな石が気になるようになったり、怪しい障害物に敢えて近づいて確かめてみようとしたり。
でも、それは躓いたんだから当たり前なので、そういう歩き方に慣れていけば良いんですよ。
本当にそうだなと思いました。
その歩き方を、びくびくしてビビってると捉えるのか、慎重になったと捉えるのか。
かなと思います。
~下半期は半錠~
次の診察は7月。
その時の診察で、減薬となる予定です。
今は、リフレックス(ミルタザピン)を1日1錠飲んでおります。
それを、1日半錠にしようということですね。
予定では、今年の上半期を1錠、下半期を半錠で1年乗り越えられたら、診察の間隔も延ばしていこうという感じです。
では。